印刷するQRコードの最小サイズ:どこまで小さくするとスキャンできなくなるか

KoloQRチーム印刷

マゼンタの背景の上、破線のカットラインの輪の中にある白黒の丸いQRコードと、その右下の縁に重なる、プリンターのアイコンが入ったライムグリーンの円。

印刷するQRコードは、クワイエットゾーンを含めて少なくとも2×2cm(0.8×0.8インチ)にすべきで、およそ20cmより遠くから読ませるならさらに大きくします。目安は、スキャン距離10cmごとにコードの幅を約1cm。30cmで読むメニューなら3cm、1mで読むポスターなら10cm、3mで読むバナーなら30cmです。

要点

  • 印刷するQRコードの実用上の下限は2×2cm(0.8×0.8インチ)で、黒い図版とその周囲のクワイエットゾーンを合わせて測ります。
  • 腕を伸ばした距離を超えると、サイズは距離に従います。スキャン距離10cmごとにコードの幅を約1cm、インチなら10インチごとに1インチです。
  • 本当の下限はコードではなくモジュールです。印刷されたモジュールは、コート紙では0.4mm以上、非コート紙や吸い込みやすい紙では0.5mm以上に保ちましょう。
  • URLが長くなると最小サイズは上がります。20文字のURLはバージョン2の記号に収まりますが、120文字のURLにはバージョン7が必要で、同じモジュールサイズなら幅はおよそ60%大きくなります。
  • 最大サイズもあります。QRコードが無理なく読めるのは、およそ自身の幅からその10倍程度までの距離です。スマホのカメラは7〜10cmより近くにピントを合わせられず、記号全体を画面に収める必要があるからです。

印刷するQRコードの最小サイズはmmでどれくらいか

印刷するQRコードの最小サイズは2×2cmで、黒い図版とそのクワイエットゾーンを合わせて測ります。この数字は慣習ではなく算数です。短いURLに誤り訂正レベルMならバージョン4の記号に落ち着き、クワイエットゾーンを含めて幅41モジュール、41モジュール×0.5mmで20.5mmになります。

インチなら同じ下限が0.8×0.8インチで、距離の目安もそのまま換算できます。スキャン距離10インチごとにコードの幅を1インチ。3フィート離れて読むコードなら約3.6インチです。

これより小さくてもスキャンはできますが、それは本刷りが当てにできない条件でのことです。15文字のURLを持つ1.5cmのコードを、コート紙に刷り、最近のスマホで10cmの距離から、良い照明の下で読めばデコードできます。同じコードをクラフト板紙に刷り、薄暗いレストランで、斜めから、レンズに傷の付いたカメラで読めば失敗します。2cmという下限は、コードがそうした条件に左右されなくなるサイズです。

測るのはデザインではなく設置面積です。レイアウトにQRコード2cmと書いてあるなら、その寸法が記号全体を指すのか暗いモジュールだけを指すのかを確かめてください。クワイエットゾーンは四辺それぞれに4モジュールを足し、バージョン4のコードなら1辺あたり全幅のおよそ12%にあたります。

距離の目安:読み取り距離10cmごとにコード1cm

QRコードのサイズは、スキャン距離を10で割って決め、2cmという下限は決して割らないようにします。50cmから読むコードなら5cm、2mから読むコードなら20cm、10mから読むコードなら幅1mが必要です。QRコードの印刷サイズ計算ツールは、距離・データ量・素材を指定して同じ計算を行います。

スキャン距離コードの最小幅典型的な場面
15cm2cm(下限)手に持った名刺
30cm3cmメニュー、チラシ、製品の箱
50cm5cm棚札、カウンターのサイン
1m10cm廊下のA3ポスター
2m20cm歩道から読むウィンドウステッカー
3m30cm展示ブースのバナー
5m50cmロビーの壁面グラフィック
10m1m建物のサイン、ステージのスクリーン
20m2m屋外の広告板

10対1という比率が前提にしているのは、ふつうのスマホのカメラと、バージョン3から6くらいの記号、つまり短いURLか短縮URLです。密度の高いコードは同じ幅により多くのモジュールを詰め込むので、モジュール1つは小さくなり、実際に読める距離は比率の示す値に届きません。運ぶデータが長く、読み取りが遠い場合は、比率ではなく後述のモジュールの表からサイズを決めてください。サイズはファイルが通らなければならない9つのチェックの1つ目で、残りは印刷チェックリストに順番どおり並んでいます。

サイズは最も遠い位置ではなく、現実に最も近づかれる位置に合わせましょう。人はポスターに歩み寄ります。3mで読めるサイズにしたコードは1mでもスキャンできますが、1m向けのサイズにしたコードは3mからは読めません。ですから、大きいほうへ寄せるのが安全な誤りです。

印刷する媒体ごとのQRコード最小サイズ

以下は、よくある印刷媒体で実際に通用するサイズです。最小の列はその読み取り距離で確実にデコードできる最小の幅、推奨の列はそこに約25%を足した値で、悪い照明、安価なスマホ、想定より後ろに立つ読み手を吸収する余裕にあたります。

印刷するもの典型的な読み取り距離最小幅推奨幅
名刺20〜25cm2cm2.5cm
レストランのメニューのページ30cm2.5cm3cm
テーブルスタンド、卓上POP40cm3cm4cm
A5のチラシ、リーフレット30cm2.5cm3cm
製品パッケージ、平らな箱25cm2cm2.5cm
ボトルや瓶の曲面ラベル25cm2.5cm3cm
感熱紙のレシート25cm2cm2.5cm
イベントのバッジ、ネームホルダー30cm2.5cm3cm
売り場の棚のPOP50cm5cm6cm
A3やA2のポスター1〜1.5m10cm15cm
外から読むウィンドウステッカー2m20cm25cm
展示ブースのバナー3m30cm35cm
車両のラッピング4m40cm50cm

この一覧で最も条件が厳しいのは名刺です。85×55mmの名刺で2cmといえば高さの4分の1にあたり、デザインにその余裕があることはめったにありません。よくある解決は、コードを小さくすることではなく遷移先を短くすることです。20文字のURLなら記号はバージョン2まで下がり、クワイエットゾーンを含めて33モジュール、モジュール0.6mmで2cmに収まります。コードを縮めるしかないと決める前に、名刺に他に何を載せるべきかを確かめてください。

屋外の広告板は、算数がコードそのものに反対する場面です。20mから読む広告板には2mのQRコードが必要ですが、それを読む人はたいてい移動中で、多くは運転中であり、それほど遠い記号にスマホを構え続けられることはまずありません。2mのコードにできない仕事を、覚えやすい短いURLはやってのけます。

本当の最小はモジュールで、単位はミリメートル

モジュールとは、QRコードのデータを運ぶ小さな白黒の正方形の1つで、スキャナーが解像しなければならない最小の単位です。このページのすべての最小サイズは、形を変えたモジュールサイズです。印刷されたモジュールは、コート紙では0.4mm以上、非コート紙や吸い込みやすい紙では0.5mm以上に保ちましょう。後者ではインクのにじみで暗いモジュールが太り、モジュールの間の隙間がふさがるからです。

特定のコードの最小幅は、モジュールの下限にモジュール数を掛ければ出ます。モジュール数はシンボルバージョンで決まり、1段階ごとに1辺あたり4モジュールずつ増えます。

バージョンモジュールクワイエットゾーン込み0.4mmでの最小幅0.5mmでの最小幅
121×212911.6mm14.5mm
225×253313.2mm16.5mm
329×293714.8mm18.5mm
433×334116.4mm20.5mm
537×374518.0mm22.5mm
641×414919.6mm24.5mm
849×495722.8mm28.5mm
1057×576526.0mm32.5mm

指定されたサイズを検算するときは、逆方向に計算します。印刷幅を、クワイエットゾーンを含むモジュール数で割ってください。バージョン6の25mmのコードなら25÷49で1モジュールあたり0.51mm、下限をクリアします。同じ25mmでもバージョン10なら1モジュールあたり0.38mmで、これは下限を割ります。

モジュールのサイズは、印刷の解像度と物理的なサイズが出会う場所でもあります。0.4mmのモジュールは300DPIでおよそ5ピクセルなので、ピクセル数は物理的な決定を導くのではなく、それに従わなければなりません。その側の計算はQRコードの解像度のガイドにあります。

URLの長さが最小サイズをどう変えるか

符号化するデータが1文字増えるたびに、コードはより上のシンボルバージョンへ押し上げられる可能性があり、バージョンが上がれば同じ幅の中のモジュールは増えます。シンボルバージョンとは、コードのモジュール数を表すQR規格上の呼び名で、21×21モジュールのバージョン1から177×177のバージョン40まであります。

URLの長さシンボルバージョンクワイエットゾーン込みのモジュール数0.5mmでの最小幅
14文字まで12914.5mm
15〜26文字23316.5mm
27〜42文字33718.5mm
43〜62文字44120.5mm
63〜84文字54522.5mm
85〜106文字64924.5mm
107〜122文字75326.5mm
123〜152文字85728.5mm
URLで一般的な組み合わせである、バイトモード・誤り訂正レベルMの場合。文字数にはhttps://とすべてのトラッキングパラメーターを含みます。

QRコードを小さくする最も安上がりな方法は、遷移先を短くすることです。UTMパラメーター付きの140文字のURLはバージョン8ですが、同じ遷移先を25文字の短縮リンクの背後に置けばバージョン2になり、モジュール0.5mmでの差は28.5mm対16.5mmです。印刷するデザインは何も変わっていません。変わったのは符号化される文字列だけです。

たいていのURLは、3つの手直しで1つか2つバージョンを落とせるだけ短くなります。トラッキングパラメーターを取り除いてサーバー側で付け直すリダイレクトを使うこと、wwwと末尾のスラッシュを落とすこと、そしてコードにパスが含まれないならドメインを大文字にすること。英数字モードはバイトモードより大文字を密に詰め込むからです。たいていは1つ目だけで用が足ります。

運ぶデータの種類も、長さと同じくらい効いてきます。URLはコンパクトですが、氏名、電話番号2件、メールアドレス、住所を含むvCardは平気で300文字を超え、バージョン13以上、モジュール0.5mmでおよそ45mmを必要とします。名刺の連絡先コードは、想定した場所に収まらない記号の最も多い例です。

クワイエットゾーンもサイズに含まれる

クワイエットゾーンとは、スキャナーが記号のどこが始まりでどこが終わりかを判別するためのQRコードの周囲の空白の余白で、規格は四辺すべてに4モジュールと定めています。最小2cmとは、その余白を含めての2cmであって、場所を節約するために余白を削り落とした暗いモジュールだけで2cm、という意味ではありません。

正しいサイズのコードが失敗する原因として最も多いのが、クワイエットゾーンの切り詰めです。デザイナーが狭いパネルにコードを収め、削られるのは余白で、記号は罫線や画像の縁、テキストの塊にぴったり接することになります。モジュールはすべて揃っていてサイズも正しいのに、スキャナーには手がかりがありません。

他のものに属する白い場所は数に入りません。クワイエットゾーンは平らで明るくなければなりません。コードの背後の写真、グラデーション、テクスチャー、色の付いた面は、たとえ画面上では淡く見えても、スキャナーが探している境界を壊します。

折り線、抜き型、裁ち落としの縁は、データがスタジオを離れた後でクワイエットゾーンを食べます。パッケージではQRコードを裁ち落としの縁から5mm以上、折りから10mm以上離し、平らな図版ではなく抜き型の線と照らし合わせて確認してください。

検出を決めるのはデータではなくこの余白なので、余白には独立したページを用意しています。クワイエットゾーンでは、何が余白として認められるのか、印刷サイズごとに4モジュールが何mmになるのか、そしてファイルが実際に持っている余白をどう測るのかを扱っています。

最小サイズより大きくすべきとき

印刷するQRコードを表の値より大きくする理由になる条件が6つあり、これらは重なります。2つ重なるなら、25%ではなく50%足すだけの理由になります。

  • 非コート紙、クラフト紙、段ボール: インクが繊維に染み込んで暗いモジュールが太り、明るい隙間が狭くなります。0.4mmではなく0.5mmのモジュールの下限から計算してください。同じバージョンなら25%大きいコードになります。
  • 曲面: ボトル、瓶、カップ、チューブに載せたコードは、端が縮んで見えます。コードの幅は円周のおよそ4分の1より狭く保ち、載る面がほぼ平らでいられるようにしたうえで、幅に20%足しましょう。
  • 薄暗い、または色の付いた照明: レストラン、バー、映画館、夜のイベントは、いずれもカメラが実際に捉えるコントラストを下げます。25%足し、薄暗い場所で小さなコードと暗い背景を組み合わせるのは絶対に避けてください。
  • 中央のロゴ: 中央のロゴには誤り訂正レベルHが必要で、Hは記号のおよそ30%を復元用のデータに充てるためバージョンが上がります。レベルMならバージョン3に収まる同じURLが、レベルHではバージョン5になり、同じモジュールサイズなら幅は22%増えます。この取引の全体像は誤り訂正のガイドにあります。
  • 古いスマホを使う読み手: 5年前のミドルレンジのカメラは、いまのフラッグシップより1画面あたりに解像できるモジュールが少なくなります。行政、医療、地域向けの印刷物で最も効いてくる条件で、幅を25%足せば足ります。
  • ガラス越し、斜め、動きながらの読み取り: ウィンドウステッカー、ドライブスルーのサイン、店頭のグラフィックは、いずれも反射と遠近によって実効解像度を失います。これらは距離の範囲の近いほうではなく、遠いほうに合わせてサイズを決めてください。

大きくすることは、スキャンの面では何のコストにもなりません。読み手が枠に収められるだけ下がれるかぎり、QRコードが読み取り距離に対して大きすぎて失敗するということはありません。その「下がれるか」が、次の節の話です。

QRコードに最大サイズはあるか

QRコードが無理なく読めるのは、およそ自身の幅からその10倍程度までの距離です。近いほうの限界があるのは、スマホのカメラが7〜10cmより近くにピントを合わせられず、記号とそのクワイエットゾーンの全体を枠に収める必要があるからで、50cmのコードはすぐ隣に立った人にはスキャンできません。

この範囲があるために、とても大きなコードは不可能ではないものの厄介になります。2mの広告板のコードは、読み手が2mから20mの間に立つことを求めます。広場なら妥当な要求ですが、高速道路の脇では無理な要求です。サイズを決める前に、近いほうの限界が人の実際に立てる場所かどうかを確かめてください。

大判のコードで変わるのは、サイズの規則よりファイル形式です。およそ30cmを超えるものはベクターで書き出しましょう。SVGやPDFには解像度の上限がありませんし、バナーの規模で仕事をする印刷所はどのみちベクターの入稿データを求めます。円形やカスタムの形のQRコードを作れる無料のQRコード作成ツールであるKoloQRはSVGとPNGを書き出し、SVGには透かしもサイズの上限もありません。

小さなQRコードが失敗する理由と、原因の見分け方

症状考えられる原因対処
画面ではスキャンでき、紙では失敗するモジュールが印刷の下限を割っている、または吸い込みやすい紙でのインクのにじみモジュールが0.4mm、非コート紙なら0.5mmに届くまで拡大する
近くに構えれば読めるが、腕を伸ばした距離では失敗する10対1の距離の目安を下回るサイズになっている実際の読み取り距離を10で割ってサイズを取り直す
あるスマホでは読めるが、別のスマホでは読めないコードがサイズの余裕のぎりぎりに乗っているカメラを調べるより、幅を25%足す
カメラがコードの存在をそもそも認識しないクワイエットゾーンが切り詰められている、または背景が平らで明るくない四辺すべてに4モジュール分の空白を戻す
校正では動いたのに、本刷りで失敗する紙が違う、インクが違う、または面付けの際に図版が拡大縮小された本番の素材に最終サイズでテストする
夕方だけ失敗するその照明にはコントラストが低すぎ、サイズがそれを増幅しているサイズを大きくし、明るい背景に本当に暗いコードを使う

現実の失敗のほとんどは最初の2行が占めていて、しかもこの2つは逆方向に失敗します。サイズに対して密度が高すぎるコードは、どの距離でも失敗します。健全なモジュールを持つコードは、想定したサイズの距離を超えたところでだけ失敗します。1つの距離でしかテストしないとこの違いが隠れるので、下の印刷前テストでは3つの距離を使います。

本刷りの前に最小サイズをテストする方法

  1. 最終的な遷移先を先に確定する. パラメーターも含め、実際に世に出るURLをそのまま符号化します。あとからURLを変えるとシンボルバージョンが変わり、最小サイズも変わります。
  2. モジュールのサイズを計算する. 予定している印刷幅を、クワイエットゾーンを含むモジュール数で割ります。結果は0.4mm以上、非コート紙なら0.5mm以上でなければなりません。
  3. サイズの階段を印刷する. 同じコードを、予定のサイズ、1段小さいサイズ、1段大きいサイズで——たとえば2cm、2.5cm、3cmで——1枚の紙に印刷します。
  4. 本番の素材を使う. その階段を、実際に本刷りで使う紙に印刷します。オフィス用紙へのレーザー校正は、クラフト紙、新聞紙、感熱紙で結果を決めるインクのにじみを隠します。
  5. 3つの距離でスキャンする. それぞれのサイズを、予定距離の半分、予定距離、そしてその2倍からスキャンします。3つすべてを通った最小のサイズが、そのコードの本当の最小です。
  6. 本番の照明でやり直す. そのコードが置かれる照明でもう一度スキャンします——ディナータイムのレストラン、蛍光灯の下の売り場、夕暮れの歩道。
  7. 2台のスマホと1つの悪い角度で試す. iPhoneとAndroidを1台ずつ、少なくとも一方は数年前の機種で使い、カメラを正面から約30度傾けて構えます。
  8. 1段上のサイズを採用する. 通った最小のサイズの1つ上を世に出します。その余裕はレイアウト上の数ミリで済み、テストでは再現できなかった条件を吸収してくれます。

サイズの階段は、当て推量を実測に変えるもので、必要なのは紙1枚です。スタジオでのサイズをめぐる議論はたいてい、誰かが3種類を印刷して部屋の向こうからスキャンした瞬間に終わります。

印刷用QRコードのサイズを決めるときのよくある間違い

  • 余った場所に合わせてコードを縮める。 レイアウトを先に決め、残った場所にコードを押し込むやり方です。コードのサイズは読み取り距離から決め、そのうえで場所を見つけてください。スキャンできないコードは、存在しないコードよりも役に立つ面積が小さいのです。
  • 暗いモジュールだけを測ってクワイエットゾーンを忘れる。 表記するサイズには四辺それぞれ4モジュールの空白の余白を含めなければならず、小さなコードではそれが幅の無視できない割合を占めます。
  • 机の上の距離でしかテストしない。 画面で確認し、10cmの距離で校正を見て済ませたコードは、それが設計された2mの読み取りについて何も教えてくれません。
  • デザイン中に仮のURLを符号化する。 短いテスト用URLは低いバージョンの記号を作るので、終盤で本物のURLに差し替えるとモジュールが増え、承認済みのサイズが破綻することがあります。
  • 形やロゴのせいだと決めつける。 カスタムのモジュール形状や中央のロゴにもそれぞれ限界はありますが、1.5cmで失敗するコードはサイズのせいで失敗しています。図版を作り直す前に、ミリメートルを確かめてください。
  • ブランドに合わせて暗い色に暗い色を刷る。 サイズとコントラストは一緒に失敗します。2cmでぎりぎりのコードは、モジュールと背景のコントラストも同じくぎりぎりなら読めなくなります。

サイズは、デザインを始める前に決めておく価値のある判断です。最小の幅は遷移先のURL、素材、読み取り距離から決まり、この3つはたいてい初日には分かっています。ですからコードの設置面積は、図版の段階で交渉するのではなく、動かせない制約としてレイアウトに先に確保できます。特定のサイズに合わせてコードを作る必要があるなら、ジェネレーターがURLを受け取ってベクターで書き出すので、劣化なしにサイズを変えられます。

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実験室の条件ならおよそ1cm、実務では2cmです。絶対的な限界はモジュールで、モジュール0.4mmのバージョン1の記号は、クワイエットゾーンを含めて幅11.6mmになります。それほど小さいものには、とても短いURL、コート紙、良い照明、そして近くで動かさずに構えることが必要なので、本刷りが当てにできるサイズは2×2cmです。

クワイエットゾーンを含めて0.8×0.8インチです。そこからは、スキャン距離10インチごとにコードの幅1インチで換算します。1フィートで読むなら1.2インチ、3フィートなら3.6インチ、10フィート離れて読むなら12インチです。USレターのチラシも3.5×2インチの名刺も、1インチあれば足ります。

本刷りに使うなら、はい。1cmのコードで0.4mmの下限を超えるモジュールを保てるのは記号がバージョン1か2のとき、つまりURLがおよそ26文字未満のときだけで、インクのにじみ、薄暗い照明、古いカメラに対する余裕はまったく残りません。1cmを使うのは、コードが装飾的で、その横にURLを文字でも印刷している場合だけにしましょう。

最小2cm、レイアウトに余裕があれば2.5cmです。名刺で制約になるのは場所よりも、運ぶデータの中身です。完全なvCardは300文字を超え、およそ4.5cmを必要としますが、連絡先ページへの短いリンクなら2cmに余裕をもって収まります。すべての連絡先の項目を記号に埋め込むのではなく、ページにリンクしましょう。

はい。このページのすべてのサイズはクワイエットゾーン、つまり四辺それぞれ4モジュール分の空白を含んでいます。バージョン4のコードなら、クワイエットゾーンは1辺あたり全幅のおよそ12%にあたるので、暗いモジュールだけで測った記号は、実際に必要なサイズより4分の1ほど細いことになります。

鮮明さとサイズは別の問題で、たいていの犯人はサイズです。くっきり印刷されたコードでも、モジュールが0.4mmを下回るとき、読み取り距離がコードの幅の10倍を超えるとき、クワイエットゾーンが切り詰められているとき、その照明にはコントラストが低すぎるときには失敗します。解像度が決めるのは、印刷された輪郭がどれだけ鋭いかだけです。

1つか2つのバージョン分なら使えることもありますが、これは取引です。レベルLは記号のおよそ7%を復元に充て、レベルMの15%より少なくなるので、同じURLがより小さな記号に収まることがあります。それはミリメートルを買って、損傷への耐性を支払う取引であり、パッケージ、レシート、繰り返し扱われるものでは間違った方向です。

たいていは、はい。中央のロゴには誤り訂正レベルHが必要で、Hは記号のおよそ30%を復元用のデータに充てるため、ふつうコードは2つバージョンが上がります。同じモジュールサイズならこれは幅がおよそ20%増えるということなので、ロゴなしで2cmに収まるブランド入りのコードは、ロゴ付きなら2.5cmで計画すべきです。

現実に最も近づかれる読み取り距離を10で割ってください。1mから読む廊下のA3ポスターなら10cm、3mから読む大判のポスターなら30cmです。サイズは、人がポスターを最初に見る場所ではなく、足を止める場所に合わせましょう。遠い距離に合わせたサイズのコードは、近くでもきちんとスキャンできるからです。

読み手が十分に下がれない場合は、はい。スマホは記号とそのクワイエットゾーンの全体を枠に収める必要があり、7〜10cmより近くにはピントを合わせられないので、コードが読めるのはおよそ自身の幅より遠くからです。廊下の壁の1mのコードは、すぐ隣に立つ人には失敗し、3歩下がれば動きます。

平らな面でのサイズに約20%足し、コードの幅は円周の4分の1より狭く保ってください。直径65mmのボトルならコードは最大でおよそ50mm幅までなので、3cmのコードはほぼ平らな弧の上に載ります。ラベルの最も平らな部分に配置し、継ぎ目からは離しましょう。

2cmで、短いURLと文字でのURLの併記を添えてください。感熱紙は吸い込みやすく、コントラストが低く、数週間で色が消えるので、モジュールには0.5mmの下限がまるごと必要です。203DPIのレシートプリンターのドットは0.125mmなので、4ドットのモジュールはちょうど0.5mmになり、どのモジュールも整数のドットに収まります。

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